【インタビュー】広島で徹底的に実証し、世界に再び挑戦する ジョルテ 下花代表

イノベーション

世界で3,600万ダウンロードを誇るカレンダーアプリ「ジョルテ」。紙の手帳の使いやすさと、デジタルならではの多彩な機能をあわせもつ、カレンダー&システム手帳アプリだ。このジョルテの創業者でもある下花氏は広島県出身。ジョルテは2024年に代表の故郷である広島に拠点を解説しイベント情報サービス「イベンティア」をローンチしました。

今回はその背景やビジョンについて、下花代表にインタビューしました。

「イベントを探す体験を変える」──下花氏が語る「イベンティア」の挑戦

イベント情報をもっと身近に、もっと直感的に。

そうした思いから誕生したのが、次世代型イベント検索サービス「イベンティア」です。
今回はその開発背景やビジョン、そして広島から全国・世界を目指す理由について、

開発者である下花氏に話を伺いました。


イベント探索の“もどかしさ”を解決する「イベンティア」

インタビュアー:
今、力を入れていらっしゃる「イベンティア」について教えてください。

(イベンティアについてはこちら

下花:本当に「イベントを探すためのサービス」です。「知ってたら行ってたのに」という話、よく聞きますよね。
でも実際、イベント情報はAI検索でも正確に出てこないことが多い。古い情報が混在していたり、不便さが残っているのが現状です。

だからこそ、この領域にこそ新しい価値が生まれると感じています。私たちが目指しているのは「時間軸」の可視化。
人の時間軸と、世の中で起きていることの時間軸をつなげるプラットフォームを構築したいのです。

今、そのプラットフォームを制している企業はまだ存在しません。
だからこそ、我々がそこを取りにいく。そして、グローバルでスタンダードになることを目指しています。


圧倒的な情報量と“ジョルテ”の連携が強み

インタビュアー:目指しているゴールについて、もう少し詳しく教えてください。

下花:目指すのは「日本で一番」ではなく「世界でスタンダード」になることです。
ジョルテには「イベントバンク」という子会社があり、日本全国から年間4万件ものイベント情報を収集。
自治体や観光協会から集まった情報を、スタッフが目視で確認・修正しています。

また、ジョルテというカレンダーアプリとの親和性も非常に高く、イベントとの相性も抜群です。


地図と施設ページで“体験”をつなぐ設計

ジョルテ下花社長

インタビュアー:
「イベンティア」の特徴について教えてください。(イベンティアについてはこちら

下花:最大の特徴は「地図ベースの検索」です。検索というより、地図上でイベントを直感的に探せる仕組みになっています。

さらに施設ごとのページを持てる仕組みもあり、例えば動物園では、現在・未来・過去のイベントが一覧で見えるように設計しています。
QRコードを施設に設置すれば、訪問者がスマホで簡単に情報へアクセスできます。
実際に、2024年10月に正式にサービスをリリースして、「東広島酒まつり」でのイベント専用ページを用意したところ約4,000人が利用いただき、良い手応え得られました。


地域との連携で“リアルタイム化”を目指す!

下花:今後は、地元のテレビ局や新聞社と連携して、イベンティアを地域メディアのビジネスにも役立てていきたいと考えています。

さらに、スマートフォンの言語設定が日本語でない場合は英語で情報を表示する機能も備えています。
これにより、日本国内の網羅的なイベント情報を英語で取得できる唯一のサービスとなります。


「イベント=イベンティア」と連想される存在に

インタビュアー:イベント情報といえば「イベンティア」と連想される存在を目指すということですね?

下花:はい。そこを目指すには、単なる広告だけでは不十分です。イベントは頻繁に検索するものではないので、日常的に使う理由を作っていく必要があります。

そこまでやりきる覚悟があれば、必ず勝てると信じています。


なぜ広島を拠点に?

インタビュアー:なぜ広島を拠点に選んだのですか?

下花:イベントの数は東京が多いですが、広島の方が地に足をつけた実証実験がしやすい。
イベントの網羅性がかなり重要と考えていて、東京から始めるとスケールが大きすぎて、すべてを網羅するには時間がかかります。

広島なら、狙いを定めて一つずつ確実に展開していける。
ここをモデルケースとして、全国・世界に広げていきたいと考えています。


ポイント

  • 「イベンティア」はイベント探索における“情報のズレ”を解決する直感的なプラットフォーム
  • 日本最大規模の正確なイベントデータベースを活用
  • 地図・施設ページ・QRコード連携などでリアルな体験を支援
  • 地域メディア連携・英語対応によりローカルからグローバルへ展開
  • 東京ではなく広島から、着実な全国展開を目指す戦略

インタビュアー

リージョングロースパートナーズ株式会社

Marketing Director 山口ユウジ (YAMAGUCHI Yuji)

上級ウエブ解析士

「地域にこそ正しいマーケティングを」モットーにインターネット広告、SNS運用サポート、CRMといったフルファネルでのマーケティング支援が専門。大手アパレル企業のMD職を経験した後、地元広島でもマーケティングの仕事ができることを求めて2003年(株)電通西日本入社。大手移動体通信のプロモーションを約10年担当し(株)電通や(株)電通デジタル・ネットワークスへの出向も経験した後、電通西日本のデジタルビジネス部門の黎明期を牽引。自らの知見が地域創生の一助になることを目指し2019年デジタルマーケティングイノベーションラボ(株)を創業。地元企業のEC支援やメディア企業のデジタルマーケティング強化の支援を行っている。趣味はカープ観戦、旅行。尊敬する人は小林一三翁。

コメント

タイトルとURLをコピーしました